山梨県甲府市で注文住宅・リフォーム工事を手掛けている株式会社中山技建です。
2023年に開催された「水銀に関する水俣条約」において、蛍光ランプには微量ながら水銀が含まれるので、水銀を規制する国際的な条約に対応するため、蛍光ランプの製造と輸出入が2025年末から2027年末までに段階的に廃止することが合意されたため、LED照明へと計画的に切り替えていくことが求められます。
<段階的に廃止される内容>
このように、すでに一部のランプは製造中止や生産終了などの規制が始まっています。
現在使用されている照明器具の使用が禁止されることも、使用できなくなるわけではありませんが、ランプが切れてしまった際に購入しようとしても、新品の蛍光灯が品不足により市場からなくなってしまい同じ蛍光ランプが手に入らなかったり、在庫品の価格の高騰も懸念されていたり、2027年に近づくにつれて、LED照明も樹脂・鋼材などの材料価格の高騰で値上げが予想されているため、 LED化を先送りにすると高い買い物になるリスクがあるので注意が必要となります。

LEDの省エネ効果
省エネ効果は、LED照明を利用する最大のメリットです。
蛍光ランプと比較して消費する電力が格段に少なく、家庭はもちろん、オフィスや公共の施設など大規模な環境にも適しており、電気代が大きく削減されます。
LEDは効率的に電力を光に変換するので、蛍光ランプと同じ明るさにするために必要な電力が少なくて済むので、一般家庭で使用される電球を全てLEDに置き換えると、電気代は約半分にまで削減できるとされています。特に照明を長時間使用するオフィスや店舗などでは、その効果はより大きく、夜間も1日中点灯しているような建物での電気代はさらに節約ができます。
さらに、LEDは長寿命で、一般的に白熱電球の約40倍、蛍光灯の約4倍長持ちすると言われていて、環境省によると一般電球60形が約1,000時間持続するのに対して電球型LEDランプは約4万時間も持つので、蛍光ランプの照明器具をLED照明へ取りかえる際に初期費用はかかりますが、長期的に見れば回収が可能となり、維持費の削減にもなります。

LEDはエコフレンドリー
LEDは蛍光灯や水銀灯などとは異なり、水銀を含まず、鉛やCd(カドミウム)なども使われていないため、使用後も廃棄物処理が環境に与える影響が少なくなります。廃棄もしやすく、地域によって異なりますが、一般的には不燃ごみとして家庭ごみで廃棄が可能です。さらに、LEDは寿命が長く、蛍光灯と比較して、衝撃や振動に強いのも特徴です。蛍光灯や電球は外部がガラスのため、簡単に割れてしまうというリスクがありますが、LEDは外部がシリコン樹脂などでコーティングされているので、衝撃に強く地震などで落下した場合でも割れにくくなっています。そうしたことからも、交換の頻度が低下することから廃棄物の量も減らすことができます。そして、それがCO2排出量の削減にも繋がり、地球温暖化対策にもなるので環境に優しいといわれています。
LEDのその他の特徴
LED照明は紫外線や赤外線をほとんど放出しません。
そのため、虫が寄りつきにくかったり、発熱も少なく、照明周辺の温度上昇を防ぎ、衣服や食品、家具、展示品などの変色や劣化も進みにくくなり、安全性が高くなります。
これだけメリットの多いLED照明ですが、デメリットもあります。
まずは、初期費用がかかるという点です。蛍光ランプと比較すると初期費用が高い傾向にあります。照明の数や、品質の高いLED製品を選択する場合、更にコストはかかってしまいます。しかし、高品質なLED照明は購入価格が高くても、消費電力の低さやメンテナンスの必要性の低減により、ランニングコストを抑えることができます。
次に、高温環境に弱い点です。低温環境には強いLEDですが、高温環境を苦手としていて、製品によって異なりますが、一般的には5~40度程度が使用推奨温度とされており、高熱にさらされることで、劣化したり故障したりする可能性があるため、設置する場所には注意が必要です。

LED照明器具の種類
電球形LED
特徴: 従来の白熱電球の代替として使用され、さまざまな明るさや色温度が選べます。
用途: 家庭のリビングや寝室・洗面所など、一般的な照明に適しています。
直管型LED
特徴: 蛍光灯の代替として使用され、長い形状で広範囲を照らします。
用途: オフィスや店舗の照明に多く使用されます。
一体型LED
特徴: 照明器具とLED光源が一体となった製品で、器具ごと交換するタイプです。
用途: オフィスや商業施設など、明るさの均一性が求められる空間に適しています。
シーリングライト
特徴: 天井に取り付けるタイプで、部屋全体を明るく照らします。
用途: リビングやダイニングなど、広い空間に適しています。
ダウンライト
特徴: 天井に埋め込むタイプで、スッキリとしたデザインが特徴です。
用途: 商業施設や住宅の間接照明として人気があります。
その他にも、ペンダントライト(吊り下げ式で、食卓やカウンターの上などに使用されます。)や、ブラケットライト( 壁に取り付けるタイプで、廊下や階段の照明に使用されます)などもあります。機能もさまざまで、人感センサー付きや、色や照度を調整できる機能が付いたものや、スマートフォンやタブレットなどのアプリを使って遠隔操作ができる機能がついたものなどもあります。
LED照明の色の種類
電球色
オレンジがかった温かみのある光で、リラックス効果が高く、リビングや寝室、休憩室など落ち着いた空間に適しています。
温白色
電球色と昼白色の中間的な光で、落ち着きがありつつ文字も読みやすい明るさがあります。リビングやダイニングなど、くつろぎと活動のバランスが必要な空間に向いています。
昼白色
自然光に近い白色で、作業効率を高める効果があります。キッチンやオフィスなど、集中力や視認性が求められる場所に適しています。
昼光色
青白くさわやかな光で、明るく活動的な印象を与えます。作業場や商業施設など、視認性や活気を重視する空間に向いています。
LED照明を選ぶ際は、使用する場所や目的に応じて適切な種類を選ぶことが重要です。

まとめ
LED電球は白熱電球の約40倍の寿命で、消費電力も少なく、年間の電気代を大幅に節約できますが、LED電球に交換しても器具自体の寿命は延びないため、10年以上使用した器具は器具ごと交換することが推奨されています。
蛍光ランプ器具からLED照明への交換する際の注意点として、器具との組み合わせを誤ると発光効率の低下や器具の破損に繋がったり、蛍光ランプ器具には安定器が内蔵されている場合があり、安定器のバイパス工事が必要な場合があるため、工事を行わないと節電効果が得られなかたり、発熱や発火のリスクがあります。
最近では、住宅のリフォームをされる際に照明器具もLEDに取替をされるお客様や、お家の照明が数か所切れそうだからそこだけLEDに取替をしたいと希望されるお客様が増えてきております。(株)中山技建では、ご要望に沿った器具や取替工事のご提案をさせて頂けますので、ご検討の際にはお気軽にお電話下さい。

